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(終了)【EVENT】2024年度「古典の日」講演会開催決定!片渕須直監督が登壇講演

October 08, 2024

 
■日時:令和6年(2024年)11月2日(土)
    13:30~17:00(13:00開場)
■場所:国文学研究資料館2階大会議室(立川市緑町10-3)
※聴講無料/要事前申込(抽選50名)
 
主催:国文学研究資料館
 
【講演内容】
 1.『枕草子』と『源氏物語』ーかな散文のポエジ-ー 講師:中西 智子
 2.女房・清少納言の同僚たち 講師:片渕 須直
 
【講師紹介】
●中西 智子(国文学研究資料館准教授)
専門分野は平安時代文学、物語文学で、とくに『源氏物語』を主な対象に、その生成と受容、表現的連関、和歌の引用に関する検討を行っている。
著書に『源氏物語 引用とゆらぎ』(新典社、2019)、共編著に『藤原彰子の文化圏と文学世界』(武蔵野書院、2018)がある。
 
●片渕 須直(アニメーション映画監督)
日本大学芸術学部特任教授・上席研究員。
2021 年11 月より当館 AIR に就任。監督作『マイマイ新子と千年の魔法』(09)、『この世界の片隅に』(16)、『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』(19) などで、膨大な史料から実証的に構成した「その時代とその土地」を描く方法をとる。『この世界の片隅に』では、戦時中を実際に体験した世代から「最も当時の空気を描き出している」と評価された。
現在、この手法を延長して、『枕草子』などの平安時代中期の多数の文献をもとに、疫病と政治的混乱の中に生きた千年前の人々を描く新作『つるばみ色のなぎ子たち』を制作中。
 
 

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